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「働いても働いても
生活が楽にならない」
そう感じている方は
大勢いらっしゃると思います。
政府発表の
「月例経済報告(1月)」によると
『2012年から始まった
景気回復が
戦後最長になる可能性がある』
そうですが・・・
好景気を実感している方は
少ないように感じられます。
将来に対する不安が
軽減されている雰囲気もありません。
なぜでしょう?
好景気と言えども
賃金がたいして伸びていないからです。
「家計の可処分所得」は
2012年度:292兆円
↓
2017年度:303兆円
ということで
割合にして
4%しか伸びていません。
例えば
月30万円の所得が
4%増えて
月31.2万円になったとしても
たいして生活は楽になりませんよね・・・。
ではなぜ好景気なのに所得が
増えないのでしょう?
日経新聞によれば
所得が抑えられている1つの要因として、
税金や社会保険料の
収入に占める割合が
増えていることがあるようです。
大和総研・是枝俊悟氏の試算では
「二人以上の勤労者世帯」が負担する
税・社会保険料の勤め先収入に占める割合は
12年の23.7%から17年には25.7%に上がった、
とのことです。
(参照:
http://chive-ex.jp/Lxj33166/15261)
名目上の給与が増えても
税金などで持っていかれている、
ということです。
だからこそ
実質的な手取り収入が伸びず、
個人消費も伸びていません。
戦後最長の景気回復という割に、
個人消費の伸びは
2012年からの6年で
たったの2%です。
景気回復の局面で
こんな状態ですから、
消費税が10%に上がり、
さらにオリンピック特需も終わり、
もし為替相場が円安に振れて
輸出が落ち込むような状況に陥れば・・・
別に脅すつもりはありません。
ただ、放っておいたら
どんどん生活が楽になるような
時代ではないからこそ、
きちんとお金と向き合う必要があります。
ということで
本日は
「どういう考え方で生きる人間が、
最終的に資産を増やすことができるのか?」
お金の賢い使い方について
お伝えします。
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チュニジア人の知恵
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では早速ですが、
1つあなたに質問です。
北アフリカに位置する
チュニジアに行くと、
建設途中で放置されている家が
見られます。
なぜでしょう?
こう聞かれたら
あなたは何と答えますか?
普通に考えれば
「建設業者が途中で破綻した」とか、
「そもそも建設計画が適当だった」とか、
そんな理由が
思い浮かぶかもしれません。
チュニジアの
建設システムが
きちんと機能していないことを
考える方も多いでしょう。
でも違います。
実はあえて建設途中で
放置されているのです。
そしてその裏には
チュニジア人の
資産にまつわる知恵があるのです。
日本に住んでいると
あまり想像できませんが、
チュニジアでは
銀行口座を開いたり、
ローンを組んだりすることが
できない人々が
大勢います。
銀行口座が無いので
現金を手元に置いておかなければ
いけないわけですが、
治安が悪いので
それは危険です。
現金を家に置いておくと
強奪されるリスクがあります。
さらに、
インフレによって
現金の価値が目減りする可能性もあります。
そこでチュニジア人は考えます。
「強奪される可能性が無くて
しかも価値が減らない何かに
現金を交換しておいたら良いのでは?」
と。
そしてその答えが
レンガでした。
チュニジアでは
レンガなら価値は減りません。
ただ、
もちろん置いておけば
盗まれる可能性はあります。
そこで、
レンガを使って
家を建ててしまおう
というのが
チュニジア人のアイデアです。
家ならば
盗まれる心配はありませんからね。
こういった理由から、
レンガを仕入れたら
それを建設途中の家に足していく、
ということを繰り返す
チュニジア人がいて、
チュニジアには建設途中の家が
存在するのです。
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消費マインドを改善しなさい
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チュニジア人の話を通じて
あなたにお伝えしたいのは
消費マインドの改善です。
普段あなたは
どういった基準で
モノを買いますか?
感情に従い
単純に欲しいと思ったものを買う
という方も
少なくないでしょう。
もしくは、
ステータスを求めて
ブランド品などの
高級品を買う方も
いらっしゃるでしょう。
でも、
そういった考え方で消費をしていると
将来資産家になることは難しいでしょう。
将来楽な生活をしたいのであれば
チュニジア人がレンガを買うように、
「資産を買う」
という意識で
消費を行うべきです。
例えばあなたが
パソコンを買うとしましょう。
店に行くと
多種多様なパソコンがありますが、
大きく分けて
WindowsとMacがあります。
同じような性能の
WindowsとMacのパソコンで比べると
Macの方が割高です。
となると
Windowsのパソコンを買うのが
合理的ですね。
しかし、Macのパソコンは
Windowsのパソコンよりも
価値が下がりにくい傾向があります。
何年後かに
新しいパソコンを買おうと思った時に
Macの方が高く売れる可能性があります。
そのことを考えれば
必ずしも
安価なWindowsのパソコンを買うことが
合理的だとは言えません。
「資産を買う」という観点だけから言えば、
Macのパソコンを買う方が
合理的だと言えます。
このように
「資産を買う」
というマインドを持って
モノを買うことが
あなたの将来の資産を増加させます。
と言っても、
なかなかそれができない方も
いらっしゃるでしょう。
消費に歯止めがかからない方も
いらっしゃいます。
特に男性の場合は
ステータスを求めて
買い物をする傾向があります。
人間の本能ですから、
仕方ないことですね。
『顧客が購入するのは、輸送手段ではなくステータスだ』
1930年代、破綻寸前だった
キャデラック事業部を立て直した
当時の責任者だった
ニコラス・ドレイシュタット氏が
こんな言葉を残していますが、
この言葉にあるように、
人間は時に、
他人よりも優位に立ったり、
自分を良く見せるために
モノを買う生き物です。
しかし、
そういった本能的欲求を抑えて
資産マインドで
消費を行える人間が
多額の資産を残せるということを
どうかお忘れなく。
あなたが将来
豊かな生活を送れることを
心から願っています。
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